第6回創業支援研究会として、初めての日曜日開催となりましたが、6名の会員に参加いただき、上杉嘉邦先生から「初めての営業販路開拓“顧客にほしいと思ってもらう準備”」について発表をいただきました。また、本年度の取組計画について情報共有を行いました。
①発表「初めての営業販路開拓“顧客にほしいと思ってもらう準備”」
創業において重要である営業の講義として、営業の基本とマインドセットから始まり、製薬業界を具体的なケースとして、3C、SWOT、PEST分析などのフレームワークを用いた高度な営業戦略、市場環境の変化への対応策について、お話をいただきました。さらに、プログラミング教室の集客改善ワークショップなど、実践的な営業手法を交えつつ、全体を通じて、単なる商品販売ではなく、顧客との信頼関係構築を核とする現代の営業のあり方を学ぶ機会となりました。
②本年度の取組計画
当研究会は実践的な手法、経験の獲得を目指した取組みを行います。
(1)研究発表・セミナー
発表については、基本は協会の会員以外の一般の方を含めたオープン開催です。11/1(土)10:00~12:00からは中澤先生の「顧客が動いてくれる集客戦略~顧客体験で創る実践的な集客戦略~」の発表をコラボしが21にて行います。詳細の発表内容やアクセスなどの情報は以下チラシやウェブ、本ブログにて広告しております。
(2)新規事業開発
引き続き当研究会内で開発する新規事業を一般の方も含めて、募集中です。
(3)先端施設視察
9/24に愛知県の「STATION Ai」への視察を開催し、金融機関の方2名も含め9名の方にご参加いただきました。愛知県診断士協会の松井会長からは、スタートアップ支援への熱意あるお話をお伺いし、愛知県スタートアップ推進課からは、日本の将来への危機感からスタートアップ支援事業が始まった経緯が説明されました。また、施設見学ツアーと、本格的なスタートアップ企業によるピッチイベントを見学し、参加者からは「スタートアップの熱意や愛知県の本気度を感じ、大変刺激を受けた」といった意見が寄せられました。今後も、視察の機会を研究会として企画してまいりますので、ぜひご参加いただければと思います。
(4)調査研究事業
本年度はテーマとして「人口減少時代における創業支援(エフェクチュエーション2.0)」に取り組みます。エフェクチュエーションの第一人者「神戸大学 吉田准教授」の指導監修のもと、調査研究事業が進行中です。11月11日の「診断士の日」には、吉田准教授による基調講演と、本研究会からの発表が予定されています。詳細は、決まり次第、当ホームページにてご案内を差し上げます。
中小企業診断士として、創業する方々に負けない熱意と行動力で取り組んでまいります。興味のある方々のセミナーや研究会のご参加、お待ちしております。
